2017/12/04 19:14


妊娠している方、これからの方、既に経験ある方、お産と聞くと一瞬筋肉が縮まる様な恐怖感のある方が多いのではないでしょうか?

私もその1人でした。

妊娠を知り、迫り来るお産の日まであらゆる情報をかき集めてはどうにか軽いお産になって欲しいと、願い続けた事を覚えています。

お産は怖いというイメージが付き纏いますが、お産する前から悪いイメージを持つと脳は緊張状態になり筋肉が硬直してしまうのだそうです。

これは私の大切なママ友からの情報です。彼女は私のお産前にとても大切な事を教えてくれた事がありました。

それはお腹の中の赤ちゃんに話しかけてあげる事。

なかなか目の前にいない我が子に話しかけるのは難しいと思うかもしれませんが、心の中でも、もちろん声を出してでも、我が子へ外の世界が楽しく安心できる場所だよと、メッセージを送ってあげるのです。

臨月が過ぎてもなかなか出てこない赤ちゃんには、そろそろママに顔を見せて!お外で一緒に遊ぼうね!など声をかけてあげる事が大事なのだそうです。

お腹の中の赤ちゃんも知らない世界へ飛び出るのですから、きっと私達と同じく不安でいっぱいなはずです。

私は少なくとも友人から教わった様に陣痛の間も赤ちゃんに声かけをした事で、少し緊張状態をほぐせた気がします。

私はフランスで出産しましたが、フランスは無痛分娩が主流です。
ですが私は小さい頃から身体が弱く、薬疹持ちの為麻酔を使わない普通分娩を選びました。

性別も産まれるまでは聞かず、イメージとしては自分は森の動物の様な気持ちでお産に挑んでみたかったのです。

実際お産では、強い陣痛が始まってから約1時間程で、我が子が降りてきていると感じました。感覚としては下半身に大きな何かがつっかえていたんです。

看護師さんはそんなはずは無いと不思議そうにしていましたが、子宮口が3センチからわずか1時間で一気に10センチまで開いていて、本当に我が子は降りてきていたのです。

そこから一気に分娩体勢に入り、7分後には我が子を抱いていました。

助産師さんに、初産で感覚が掴めた事をとても褒めてもらいました。


出産は力が必要です。母親も父親もエネルギーを蓄えておく必要があります。

妊娠する前からお母さんになる準備が必要だと私は思っています。

身体は締め付けたり、冷やしたり、不摂生を続けると血液の循環が悪くなります。

血液の循環を良くするには日頃から締め付けないゆったりした服装、冷やさない様に暖かくする、なるべく早寝早起きを心がける、適度な運動をする。

これらは全て母からもらったアドバイスで、妊娠がわかってから私が心がけてきた事です。

そのお陰か私のお産は痛くて辛いものではありませんでした。

サウジアラビアには蘇りを繰り返すマリアムの木と呼ばれる不思議な植物があります。このハーブはお産を軽くすると言い伝えられサウジアラビアでは昔からずっと利用されてきています。


マリアムの木と何だか神聖な呼称ですが、由来は効果からはもちろん、歴史からも来ている物でした。

サウジアラビアはイスラム教徒の国ですが、イスラムという宗教は、もともとユダヤ教、キリスト教、イスラム教の世界三大宗教といわれる3つの宗教全てを信じています。

その事から預言者であるイエス(アラビア語でイーサー)の母マリア(アラビア語でマリアム)がお産の際、この蘇りの植物を利用してお産を軽くしたと言い伝えられている事から、この植物は不妊やお産など昔から長く自然治癒に利用されて来ました。

その中でも代表的な効果を選出してみました。

-卵子を増殖する

-お産を楽にする

-月経のサイクルを整える

-病による不妊、高齢に寄る不妊に効果をもたらす

-おりものによる卵子の排出を増殖させる

-関節の問題に効果をもたらす


など近代では科学的にもあらゆる効果が実証されています。

友人は軽い陣痛を感じた後すぐマリアムの木をハーブティーにして飲んだ所、陣痛が始まってからわずか2時間程で出産を終えたそうです。

お産は痛くて辛いものだとイメージがありますが、生活習慣やイメージを少し変えてみる事などで、少しお産を軽くする事は出来るのではと思っています。